会社概要

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物作りを通して、社会に貢献し、地域の発展と地球環境の保全に取り組むこと

社長のつぶやき

2000年ちょうど40歳の時に父からバトンタッチし社長となり、思い切ってそれまでの事業を廃止、あるいは、中国に移管し、全く知識のないまま研磨材の業界に入りました。

元々は、工場から出る熱硬化性樹脂(ユリア、メラミンはこのように呼ばれます)の不良品は他のプラスチックのようには再生ができないということで、廃棄処分に費用がかさみ困っていたことから始めていた研究でした。

この世界に入ってみると、自らメーカーだとして販売している会社がかなりあるようだが、実際には作っている工場は1-2社しかないということもわかってきました。

自社のブランド名をつけてはいても、その大半は輸入して詰め替えをしているだけということが多く、原料となる素材は主に中国のスクラップに依存して製造されたものだという現実でした。

現在、中国とタイの指定工場で決めた製品だけを回収し、日本に入れてきます。それを国内で粉砕、分級を何度も繰り返しています。この工程は、ほぼ機械が行う為、海外に工場をシフトしても意味がなく、何より肝心な最終の品質検査は日本で管理する必要があると考えています。

欧米では、航空機の塗装を剥がすという用途があり、この業界への参入には、品質と価格だけではなく、アメリカ軍の認可が必要と判り、昨年、申請しテストを受けた結果、アジアで初めて認可されました。
世界中の研磨材業者が集まる中国ですが、中国のスクラップ回収業者には、随分と大雑把な人が多く、メラミンとユリアの判別がついていない人も多くいます。
彼等から、原料としてスクラップを買っている欧米、台湾、韓国の研磨材メーカーは、自ずと二種類の樹脂が混合されてしまったまま輸入しているというのが現状です。

したがって他社品を成分分析するとユリアに若干のメラミンが入っているメーカーも多々ありますし、メラミンについても、MSDSの中で最初から100%ではなく95%以上?と記載をしているメーカーもあります。

ユリアに少しメラミンが入っていると一瞬は切削性には良い効果もあったりしますが、その割合が毎ロット一定ではないということに問題があり、顧客サイドで混乱を招く一因のようです。

メラミンの場合は、若干のユリア混入により、切削性に少し難があるはずなのですが、継続して使用しているとそれも気づかない程度ではあるようですが、実際にはユリアが入った分だけ切削が劣ることは否めません。

樹脂のバリ取りの世界では、金型の状態や、成型する樹脂のロットやメーカーによってもバリの出方や硬さが変ってきますから、研磨材だけでもいつも一定の硬さと粒度分布を維持しておかないと、それを使用される現場の方は、変動する要因が多くなり、バリ取りの条件出しに困ってしまうと考えています。

それが、この業界では、スクラップから作っていますから、色はバラつきはしますが、品質は一緒ですよ、大丈夫ですよという大雑把な言い方をしているが、本当でしょうか?

業界に参入後、本当にそうなのかなと心配になり、アジアの何十か所という工場を回って、信用できる会社のものだけを使用することにしたわけです。そして、何とか一定の品質を確保できるという確信のもと、現在に至っていますが、未だに、現状は、管理されていないものが世界中で販売されているのが、この業界の実態のようです。

我々は、この業界の新参者ですが、不思議に感じたことは徹底的に突っ込んで調べるという姿勢でやってきたことで、すでに、先発メーカーに品質管理の面で劣っていないレベルにあると考えています。

今後は、新たな樹脂研磨材の開発や、ガラスビーズ等の中国委託製造も手掛けており、より一層お客様に貢献できる体制の構築を追究して、ほんの少しずつでもレベルアップしていくつもりです。

2012年10月1日 MIL-P85891A アメリカ軍のType-2(ユリア樹脂)の認証取得
2013年2月26日 道路標示用ガラスビーズのJIS認定工場を取得(製造場所は中国)

今後、道路用ガラスビーズから、工業用と言われるブラスト用のガラスビーズの品質にも挑戦し、販売をしていく予定です。

不飽和ポリエステル樹脂を原料とした研磨材、アクリル樹脂の粉砕品研磨材もカタログ表示をしていませんが、製造しております。

このような樹脂や素材を研磨材にできないものかというご依頼があれば、何なりとご相談していただければ幸いです。

稗田 智則

社名 稗田化学工業株式会社
住所 〒646-0028
和歌山県田辺市高雄3丁目8番1号
創立 昭和36年2月
資本金 10,000,000円
TEL 0739-22-3838
FAX 0739-22-4193
URL http://www.hieda.co.jp/
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